「年齢・所属を問わず、真に力のある作品」を公募し、世界に羽ばたく人材を発掘する「FACE展」。6回目を迎える今回は、970名の応募から入選者71名を選出、その中から各賞の受賞者9名を決定。2018年2月24日より、これらの作品を一般に公開する展覧会「FACE展2018」を開催する。
グランプリを手にしたのは仙石裕美《それが来るたびに跳ぶ 降り立つ地面は跳ぶ前のそれとは異なっている》。続いて優秀賞を松本啓希《生命の痕跡》、阿部操《The beautiful day》、井上ゆかり《ふたつの海》の3名が獲得、読売新聞社賞を邱仁添、審査員特別賞を佐藤凱、上田葉介、赤松加奈、笹山勝雄が受賞した。
会期中にはこれらに加えて、観覧者投票による「オーディエンス賞」も選出。この機会に、「国際的に通用する可能性を秘めた」新進作家の作品展に足を運んでみてはいかがだろう。
なお、グランプリ受賞作品は美術館が所蔵し、次回の「FACE展2019」に出品。さらにグランプリ、優秀賞受賞者4名は、2019年に開催されるグループ展にも参加予定だ。