NEWS

「はじめての古美術鑑賞 ―写経と墨蹟―」(根津美術館)レポート。国宝・重文の名品で学ぶ日本の書の楽しみ方

初心者に向けて古美術へのアプローチを手ほどきしてくれる根津美術館のシリーズ企画「はじめての古美術鑑賞」が始まった。今年は「写経と墨蹟」。渋いテーマながら、展示品の全件が国宝と重要文化財という贅沢なラインナップで、楽しみ方のポイントを示してくれる。※写真は美術館の許可を得て撮影しています

NEWS / REPORT

揺れる国際情勢下、2025年北京アートウィークが映し出す市場のリアル

関税摩擦、経済減速、地政学的緊張──不確実性が渦巻くいま、中国のアートマーケットはどこに向かうのか。5月下旬、北京では複数の大型アートイベントが同時開催された。フェアの現場とギャラリストたちの声から、アートを取り巻く構造変化と、そのなかでも生まれつつある新たな連携の兆しを読み解く。

NEWS / MARKET

PREMIUM

名画と建築の共演。生まれ変わったナショナル・ギャラリーのセインズベリー・ウィングをレポート

2023年2月から閉館していたロンドンのナショナル・ギャラリーのセインズベリー・ウィングが2年以上にわたる改装を終えて再オープンした。同ウィングの広々としたエントランスやギャラリーへと続く光あふれる階段などのインテリアとともに、常設展全体も大きく変わり話題を集めている。

NEWS / REPORT

造形作家の「起こし絵」をつくる。『美術手帖』2025年7月号は「岡﨑乾二郎」特集

『美術手帖』2025年7月号「岡﨑乾二郎」特集が6月6日に発売される。東京都現代美術館で開催中の「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」展(~7月21日)にあわせた本特集では、岡﨑の頭の中に折り畳まれている「彫刻の仕組み」「絵画の仕組み」「批評の仕組み」等に注目。第三者の視点も交えながら解き明かすことで、この造形作家の「起こし絵」を立体的に立ち上げることを試みる。また、アーティスト・インタビューでは、アートコレクティブMSCHF(ミスチーフ)を取り上げる。

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