
特別展「ミロ展」(東京都美術館)開幕レポート。没後40年を機に全体像をとらえ直す
東京都美術館で、特別展「ミロ展」が開幕した。同展は没後40年となるミロの世界的な再評価の流れを受けて開催されるものとなる。

東京都美術館で、特別展「ミロ展」が開幕した。同展は没後40年となるミロの世界的な再評価の流れを受けて開催されるものとなる。

日本で3番目にできた公立美術館・大阪市立美術館が2年5ヶ月におよぶ大規模改修工事を経てリニューアル開館。リニューアルオープン記念展「What’s new」も開幕を迎えた。

埼玉県飯能市のメッツァビレッジ、宮沢湖のほとりに新たな現代美術館「ハイパーミュージアム飯能」が3月1日に開館。オープニング特別展として、現代アーティスト・ヤノベケンジによる「宇宙猫の秘密の島」が開催される。会期は3月1日~8月31日。

2018年の初回以降、京都市内を舞台に毎年開催されているアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO」(以下、AFK)。その8回目となる「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」がスタートを切った。そのハイライトをお届けする。

寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)。その建築倉庫が、新たに体験型スペースを増設し、3月8日にリニューアルオープンする。

神奈川・茅ヶ崎の茅ヶ崎市美術館で、山口洋一郎、内藤廣、坂 茂、三分一博志、西沢立衛、坂倉準三、ル・コルビュジエ、高橋靗一+第一工房美術館建築を取り上げる企画展「美術館建築 ― アートと建築が包み合うとき」が開催される。会期は4月1日〜6月8日。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京・目黒の東京都庭園美術館で、今年も建物公開展が開催される。今年は同館が経てきた時代と紡いできた歴史に焦点を当てた「建物公開2025 時を紡ぐ館」。会期は6月7日~8月24日。

東京都写真美術館で、同館の総合開館30周年を記念した展覧会の第1弾として「鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために」がスタートした。会期は6月8日まで。

京友禅着物の老舗・千總と、現代美術家・加藤泉が作品を共同制作。それらを展覧する「加藤泉×千總:絵と着物」が、京都・三条烏丸の千總ギャラリーで始まった。会期は9月2日まで。

国際⼥性デーに合わせ、東京・渋谷のセレクト・ブティック「Sister」と「政治分野のジェンダーギャップ、私たちの世代で解消を」を掲げて活動する「FIFTYS PROJECT」が、企画展「FIFTYS PROJECT ジェンダー平等とわたしたち」を渋⾕PARCO1階の「GATE」で開催する。会期は3⽉7⽇〜9⽇。

石川・金沢市の金沢21世紀美術館が、大規模修繕のため2027年5月~28年3月ごろに長期休館する。

今年の秋に開催が予定されている国際芸術祭「あいち 2025」が、全参加アーティスト60組を発表した。

アラブ首長国連邦・アブダビのサディヤット文化地区に、チームラボによる巨大なアート空間「teamLab Phenomena Abu Dhabi」(チームラボ フェノメナ アブダビ)が4月18日にオープンする。

アーティゾン美術館で「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」が開催される。会期は6月24日〜9月21日。

青森県立美術館の新館長に、劇作家で演出家の平田オリザが4月1日付で就任する。

創設100年を迎えたワシントンD.C.のスミソニアン国立アジア美術館が、昨年10月に日本美術の常設展「日本美術-コレクションより-」を刷新した。新しい展示では、移り変わる社会と環境を反映させた作品が紹介されており、その内容をレポートする。

今秋に予定されていた「東京お台場トリエンナーレ2025」(10月18日〜12月25日)の開催が見送られることとなった。

世界的振付家のアクラム・カーンが、『ジャングル・ブック』をダンスとアニメーションで新たに解釈し未来を問う。本作が、彩の国さいたま芸術劇場と愛知県芸術劇場で6月に上演される。

グラフィックデザインや彫刻の分野で国際的に活躍した五十嵐威暢が、進行性核上性麻痺のため札幌市の病院で今月12日に逝去した。享年80歳。