
バンクシーの新作群を追う
グラフィティアーティストのバンクシーが、8月5日からロンドン市内で毎日1作品ずつを披露し続けて大きな話題となっている。それらが描かれる場所は市内全域に渡っており、高級住宅街からインダストリアルなエリアまで様々だ。果たして今回はどのような意図が秘められているのか。この間登場した作品を時系列で追う。

グラフィティアーティストのバンクシーが、8月5日からロンドン市内で毎日1作品ずつを披露し続けて大きな話題となっている。それらが描かれる場所は市内全域に渡っており、高級住宅街からインダストリアルなエリアまで様々だ。果たして今回はどのような意図が秘められているのか。この間登場した作品を時系列で追う。

大阪中之島美術館で、スイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンと、そのパートナーであり日本人芸術家の吉川静子の活動の軌跡をたどる大回顧展「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」が開催される。

アートチーム・SIDE COREの大規模個展「SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開幕した。会期は12月8日まで。

高額な美術品に欠かせない美術品保険。その大手であるAon(エーオン)のオランダ支社ディレクターが語る、美術品保険の役割、そして課題とは?

第23回
ネオン管を克明に描くシリーズを発表してきた横山奈美。「遠くの誰かを思い出す」と題されたケンジタキギャラリー 六本木での個展では、インドでの滞在を通して制作された新作絵画を発表。これまでの「ネオン」シリーズの変遷と、その背景にある考えについて話を聞いた。

魑魅魍魎や妖(あやかし)、死者に亡者や幽霊は、日本美術でも多く描かれてきた。ここではそんな「こわい」モチーフを描いた作品を5点ピックアップ。怖ろしいけれどそれゆえに人々を魅了する作品は、各時代の「こわい」の感覚を伝えてくれる。その想いとともに、ひととき暑さを忘れてみたい。

第2回
マンガ、アニメといったサブカルチャーは、2000年の村上隆による「スーパーフラット」以降、日本の現代美術の文脈を語るうえでもはや外すことができない領域となった。いっぽうで、ヴィデオゲームがその文脈であまり語られてこなかったのはなぜなのだろうか。日米間におけるヴィデオゲームの発展を美術史の流れになぞらえながら整理するとともに、そのなかで培われた独自の空間意識からゲームにおけるキャラクターデザインの美学、そしてゲームと現代美術はいかに交わっていくことができるのかについて、現代美術家・たかくらかずきが全3回にわたって論じる。第2回はたかくらが提唱する「キャラクター・マトリクス」をお届け。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーやスミソニアン博物館群など世界的に名高い美術館が集まっている米国の首都ワシントンD.C.。無料公開の館を中心に、編集部がオススメのワシントンD.C.の美術館をまとめて紹介する。

第22回
鑑賞者と作品を取りまく空間や場所の観察を起点に、セラミックなどの自然の要素を作品に取り入れるケイト・ニュービー。昨秋より、東京での展示の機会が続いた作家に、制作へのアプローチ方法と作品の意図、そして多くの滞在制作を経た現在の関心について、話を聞いた。

今回は、アート鑑賞初心者を中心にオススメのアート本10冊をピックアップ。2024年度上半期に出版された新刊から、鑑賞力を高めたり、視野を広げてくれたりする良書をご紹介。

第21回
オープン・グループは、ウクライナのアート・コレクティブである。参加型プロジェクトによって開かれた場をつくり、人々の緩やかな結びつきを追求する。横浜トリエンナーレとヴェネチア・ビエンナーレで作品を公開した彼らに、戦争、コミュニケーション、移民などのテーマについて話を聞いた。

ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」のグランプリを浅野春香《ヒョウカ》が受賞。受賞作品展が始まった。

中国・杭州のBY ART MATTERS(天目里美術館)で開催された「古道具坂田 僕たちの選択」展。「古道具坂田」店主・坂田和實が扱ってきた400点以上の品々が、現代美術家・青柳龍太のキュレーションによって美術館の空間に並べられた。その展示空間からは何を読み取ることができるのか。美術批評家・沢山遼によるレビューをお届けする。

商業広告だったポスターを「芸術」の域へと高めた立役者のひとり、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。その作品の基盤には、卓越した「線描」の技術があった。

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が、「TOKAS-Emerging 2025」の出展作家を8月24日まで募集している。

2024年の夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは東京都内でチェックしておきたい展覧会をまとめて紹介する。*内容は随時更新しています(最終更新8月9日)

国立アートリサーチセンターが、ミュージアムにおけるアクセシビリティを実践するためのe-ラーニング基礎講座番組「ふかふかTV」を10月から全7回にわたって配信する。事前登録をすることで誰でも受講可能。

OMOTESANDO CROSSING PARKで、国内外で注目を集めるアーティストのなかから滋賀県にゆかりのある人物を取り上げる「Deep Japan Contemporary Made in Shiga」が開催される。会期は8月10日〜26日。

栃木・宇都宮の宇都宮美術館で「コスチュームジュエリー―美の変革者たち― シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより」が開催。会期は9月8日〜12月15日。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。