
なぜいま、テキスタイルアートに注目すべきか──その過去、現在、そして未来
2010年代後半から現在にかけて、テキスタイルを用いたアート作品の存在感が国際展や美術館で確実に増している。装飾的・工芸的とされてきた「布」は、ポスト植民地主義やジェンダー批評、多文化主義といった文脈のなかで、再びラディカルな批評性を帯びて語られ始めた。本稿では、香港のCHAT紡織文化芸術館の館長兼チーフキュレーターである高橋瑞木が、テキスタイルアートの現在地とその歴史的背景、そしてこれからの展望について論じる。

2010年代後半から現在にかけて、テキスタイルを用いたアート作品の存在感が国際展や美術館で確実に増している。装飾的・工芸的とされてきた「布」は、ポスト植民地主義やジェンダー批評、多文化主義といった文脈のなかで、再びラディカルな批評性を帯びて語られ始めた。本稿では、香港のCHAT紡織文化芸術館の館長兼チーフキュレーターである高橋瑞木が、テキスタイルアートの現在地とその歴史的背景、そしてこれからの展望について論じる。

国立西洋美術館でスタートした「オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語」(~2026年2月15日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

ヴァン クリーフ&アーペルのコレクションやアーカイヴを、アール・デコ期の芸術潮流に着目しながら紹介する展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」が東京都庭園美術館で開催されている。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介。

全国にある名湯のそばには、素晴らしいアートスポットが点在している。今回は、全国の温泉地から車で1時間ほどで訪ねられる19のアートスポットをピックアップしてお届け。

「Art Collaboration Kyoto 2025」をはじめ、様々なアートイベントが開催される秋の京都。これにあわせて、京都で見ておきたい展覧会をまとめてお届けする

アート・バーゼル・パリの開幕を控えたパリで、この秋見られる展覧会からおすすめの10選を紹介する。なお年末年始の開館時間や休館日、無料の対象等は各施設のウェブサイト等を参照してほしい。

中国にほど近い台湾の離島「馬祖」にて、今年で3回目となる「馬祖ビエンナーレ」が開催されている。台湾、日本、韓国、香港、マレーシア、オーストラリア、アメリカ、スペイン、カナダの9つの国・地域から55組のアーティストが参加した今年は、南竿(ナンガン)、北竿(ベイガン)、西莒(シージュ)、東莒(ドンジュ)、東引(ドンイン)の5つの島々に75点が展示され、10以上のパフォーマンスが行われる。「最前線」の島で展開される芸術祭の意義を、台湾在住の文筆家・栖来ひかりがレポートする。

2025年7月24日、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)サウスケンジントンで「GO FOR KOGEI 2025」シンポジウムが開かれた。このシンポジウムでは、「日本の工芸」と「日本の伝統」に関する既存の概念を問い直し、とくに制度の外で活動する女性アーティストや制作者に焦点が当てられた。女性アーティスト、サブカルチャーやディアスポラのアーティスト、その他の工芸専門家など、幅広い講演者を招いて、一見なじみのある日本の工芸というテーマに対する新たな光を当てるという試み。企画者の菊池裕子によるリポートをお届けする。

六本木ヒルズの東京シティビュー&森アーツセンターギャラリーを会場に、「CHANEL Presents la Galerie du 19M Tokyo」が10月20日まで開催されている。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介。

11月3日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とする国民の祝日「文化の日」。この日にあわせて、展覧会の観覧無料を実施する美術館・博物館を紹介する。 ※プログラムは変更となる場合があるため、来館の際は各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

映画館のなかでも、とくに各館の個性が光るミニシアター。メジャーな映画館での鑑賞体験も楽しいけれど、小さめで個性的な館内で、偏愛を感じさせる作品ラインナップをじっくりと味わうのも映画鑑賞体験の楽しみ方のひとつ。今回は、アート関連映画もみられる都内近郊の個性派ミニシアターを、ライター・ISOに選んでもらった。

戦後日本を代表する建築家・丹下健三(1913〜2005)は、「世界のタンゲ」の異名を持つ20世紀を代表する建築家のひとりだ。大谷幸夫や磯崎新、槇文彦に黒川紀章、そして谷口吉生など、著名な建築家を育成した教育者でもあり、高度経済成長期で人口急増期にあった東京の改革構想「東京計画1960」を発表した都市計画家としても知られている。2025年である今年は丹下の没後20年にあたる。この機会に、現在も残る丹下健三の名建築を見ていこう。

2025年10月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。

世界中のオーディエンスに収蔵作品の物語を日々届け、際立った存在感を示すオランダのアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)。そのソーシャルメディア・コンテンツ戦略のコツとは?

10月1日は「都民の日」。都立の美術館や博物館で開催されているもので、観覧無料となる展覧会を紹介する。

神戸市立博物館で始まった「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

10月13日の会期終了が見えてきた大阪・関西万博。行列に並ばずとも楽しめる万博のアートをご紹介。

東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」(〜12月21日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

人間と植物との関係をテーマに作品を制作してきたアーティスト・平子雄一の個展「平子雄一展 ORIGIN」が、岡山県立美術館で開催されている。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOでスタートした「HOKUSAI - ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」(〜11月30日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。