EXHIBITIONS
岩崎貴宏 個展「針の穴から天を覗く」
身近なものを素材に、繊細で儚い風景をつくり出すアーティスト・岩崎貴宏の個展「針の穴から天を覗く」がANOMALYで開催されている。
岩崎は1975年広島県生まれ。歯ブラシ、タオル、本の栞、ダクトテープなど身の回りの日用品を用いて繊細で儚い風景の作品を制作。私たちが日常を送るなかで見過ごしている現実を、対象との距離、スケールを変えて可視化することで、固定化された視点を揺さぶり、見る者の意識を変容させる。15年に小山市立車屋美術館(栃木)、黒部市美術館(富山)、アジア・ソサエエティ(ニューヨーク)で個展を開催。17年には第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家に選出された。
本展では、無数の星がきらめく星空の光景を思わせる《コンステレーション》など最新作を発表。《コンステレーション》は、品川周辺に実在するコンビニエンスストアや、ファーストフード店などの企業ロゴを実際の位置データの通りマッピングした夜景図、さらにくしゃみによる飛沫をトレースして出現させた星々で構成され、視点とともにスケールが変化していく、可視と不可視の重層世界を表現している。
展覧会タイトルにある「針の穴から天を覗く」は、自分だけの狭い見識で物事を判断しようとすることの例え。地上の小さな存在である私たちが、実際に針の穴から天上の宇宙を見上げているさまを想起させ、岩崎の作品の特徴のひとつである鳥瞰のような視点も、ある風景から世界そのものへとつながる遠心性を表している。
岩崎は1975年広島県生まれ。歯ブラシ、タオル、本の栞、ダクトテープなど身の回りの日用品を用いて繊細で儚い風景の作品を制作。私たちが日常を送るなかで見過ごしている現実を、対象との距離、スケールを変えて可視化することで、固定化された視点を揺さぶり、見る者の意識を変容させる。15年に小山市立車屋美術館(栃木)、黒部市美術館(富山)、アジア・ソサエエティ(ニューヨーク)で個展を開催。17年には第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家に選出された。
本展では、無数の星がきらめく星空の光景を思わせる《コンステレーション》など最新作を発表。《コンステレーション》は、品川周辺に実在するコンビニエンスストアや、ファーストフード店などの企業ロゴを実際の位置データの通りマッピングした夜景図、さらにくしゃみによる飛沫をトレースして出現させた星々で構成され、視点とともにスケールが変化していく、可視と不可視の重層世界を表現している。
展覧会タイトルにある「針の穴から天を覗く」は、自分だけの狭い見識で物事を判断しようとすることの例え。地上の小さな存在である私たちが、実際に針の穴から天上の宇宙を見上げているさまを想起させ、岩崎の作品の特徴のひとつである鳥瞰のような視点も、ある風景から世界そのものへとつながる遠心性を表している。