EXHIBITIONS

表現の生態系 世界との関係をつくりかえる

2019.10.12 - 2020.01.13

糸井潤 Topology #057 2015 作家蔵

尾花賢一 風男 2019 作家蔵

金井南龍 龍宮城の花火 1969 さすら蔵(足利市立美術館寄託)

鴻池朋子 Dream Hunting Grounds(部分) 2018 作家蔵

高山明/Port B+あかつきの村 前橋聖務日課 2016 作家蔵

ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ある晴れた日に永遠が見える 1999 オオタファインアーツ蔵

 アーツ前橋は2016年に、福祉、教育、医療などの分野と協働して取り組む「表現の森」プロジェクトを開始。現代社会において分断されている生の全体性を、「表現」を通じてつなぎ直すような試みを行ってきた。

 アーツ前橋の学芸員と、芸術人類学や神話学を専門とする石倉敏明、都市社会学を専門にする山田創平、執筆業も精力的に行う美術家の白川昌生が企画する本展では、アーティストたちが前橋市内の施設などで展開してきた同プロジェクトの活動を振り返り、社会における芸術の役割を様々な視点から検証する。

 また、県内でLGBTQの支援をテーマに活動を行う団体「ハレルワ」との新たなプロジェクトをスタート。その分野での先駆者である山田創平、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、あかたちかことともに、マイノリティの権利について考える作品を提示する。

 参加作家は、あかたちかこ+ハレルワ、イケムラレイコ、石坂亥士+山賀ざくろ+えいめい+じゃんけんぽん、糸井潤、アンナ・ヴィット、岡本天明、オノサト・トシノブ、尾花賢一+石倉敏明 、金井南龍、川瀬慈、鴻池朋子地主麻衣子、白川昌生、ブルーノ・タウト、高山明/Port B+あかつきの村、滝沢達史+アリスの広場、長重之+西沢彰、出口王仁三郎、出口なお、ジャン・デュビュッフェ、東宮稔、中村裕太、成瀬杏子、廣瀬智央+後藤朋美+のぞみの家、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、ヨーゼフ・ボイス、松澤宥、アンリ・ミショー、三輪途道、山田創平、ヴィフレド・ラムの31組。