EXHIBITIONS
リニューアル3周年記念名品展 第1部
国宝「紅白梅図屏風」
MOA美術館が所蔵する国宝《紅白梅図屏風》は、江戸時代中期の絵師・尾形光琳の最晩年期の一大傑作であり、日本美術を代表する作品。対立して勇姿を競う紅白の梅、判を押すように描かれた梅花や蕾の配列、樹幹に見られるたらし込み、そして中央を流れる川を渦まく水文が見る者の目を引きつけ、光琳の技を結集させた画面づくりが重厚な存在感を放っている。
本展では、同館が所蔵する《紅白梅図屏風》、京焼の大成者・野々村仁清作の《色絵藤花文茶壺》、奈良から室町期までの古筆名蹟の集大成といえる手鑑『翰墨城』の国宝全3点を公開。さらに《過去現在絵因果経断簡》などの仏教美術、《高士観月図》などの中国・日本絵画、《山水人物蒔絵手箱》《鍋島 色絵桃花文皿》などの工芸を通して、東洋美術の精華を展観する。
本展では、同館が所蔵する《紅白梅図屏風》、京焼の大成者・野々村仁清作の《色絵藤花文茶壺》、奈良から室町期までの古筆名蹟の集大成といえる手鑑『翰墨城』の国宝全3点を公開。さらに《過去現在絵因果経断簡》などの仏教美術、《高士観月図》などの中国・日本絵画、《山水人物蒔絵手箱》《鍋島 色絵桃花文皿》などの工芸を通して、東洋美術の精華を展観する。