EXHIBITIONS
生誕110年
東山魁夷展
生誕110年を迎える日本画家、東山魁夷の10年ぶりとなる大回顧展が東京で開催される。
東山は1908年横浜県出身、東京美術学校を卒業。太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった苦難の中で風景の美しさを見出し、《残照》(1947)で画壇に認められると、戦後は主に日展で活躍した。
本展では、代表作《残照》《道》《緑響く》を網羅するほか、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約70点と習作が展示される。さらに、東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂障壁画の再現展示も見どころのひとつ。自然と真摯に向き合い、日本人の自然観や心情を反映した東山の、普遍性を有する画業の全貌に迫る。
東山は1908年横浜県出身、東京美術学校を卒業。太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった苦難の中で風景の美しさを見出し、《残照》(1947)で画壇に認められると、戦後は主に日展で活躍した。
本展では、代表作《残照》《道》《緑響く》を網羅するほか、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約70点と習作が展示される。さらに、東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂障壁画の再現展示も見どころのひとつ。自然と真摯に向き合い、日本人の自然観や心情を反映した東山の、普遍性を有する画業の全貌に迫る。