EXHIBITIONS
生誕110年
東山魁夷展
生誕110年を迎える日本画家、東山魁夷の30年ぶりとなる大回顧展が京都府で開催される。
東山は1908年横浜県出身、東京美術学校を卒業。太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった苦難の中で風景の美しさを見出し、《残照》(1947)で画壇に認められると、戦後は主に日展で活躍した。
本展では、代表作《残照》《道》《緑響く》のほか、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約70点と習作を加えて展示。自然と真摯に向き合い、日本人の自然観や心情を反映した普遍性を有するその画業の全貌に迫る。
さらに、構想から完成までに10年を要した、東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)を再現展示。なお本展は、東京・国立新美術館(10月24日~12月3日)へ巡回する。
東山は1908年横浜県出身、東京美術学校を卒業。太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった苦難の中で風景の美しさを見出し、《残照》(1947)で画壇に認められると、戦後は主に日展で活躍した。
本展では、代表作《残照》《道》《緑響く》のほか、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約70点と習作を加えて展示。自然と真摯に向き合い、日本人の自然観や心情を反映した普遍性を有するその画業の全貌に迫る。
さらに、構想から完成までに10年を要した、東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)を再現展示。なお本展は、東京・国立新美術館(10月24日~12月3日)へ巡回する。