EXHIBITIONS

熊倉涼子個展「Gemne(ジェムネ)」

熊倉涼子《Black and White》(2026)パネルに転写、油彩 41 × 41 cm

 S.O.C.|Satoko Oe Contemporaryで、熊倉涼子による個展「Gemne(ジェムネ)」が開催されている。会期は7月25日まで。

 展覧会タイトル「Gemne」は、「gene(遺伝子)」と「meme(文化的情報や価値観の伝播)」を組み合わせた、作家による造語だ。本展では、生物的な継承と文化的な継承が交差する地点から、現在の世界がどのように形づくられてきたのかに注目する。

 熊倉が描く品種改良された動植物は、生物学的な変異の結果であると同時に、人間が何を望ましいとし、何を選び取り続けてきたのかという価値判断の痕跡として描かれる。また、人間の意図から離れ、自律的に変化し続ける存在としても表現される。