EXHIBITIONS
元禄!師宣劇場十二ヶ月風俗図巻大公開
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で「元禄!師宣劇場十二ヶ月風俗図巻大公開」が開催される。会期は6月27日〜8月23日。
菱川師宣(?~1694)は安房国保田村(千葉県鋸南町)の縫箔師・菱川吉左衛門の長男。通称は吉兵衛、薙髪して友竹と名乗った。若くして江戸へ出て、寛文年間(1661~73)興隆期の大衆出版界にデビューした。土佐派系の町絵師の流れを基調とし、漢画系の諸派をも吸収して新様式を確立。
木版画では100種以上の絵本・挿絵本、50種以上の艶本のほか、枕絵・名所絵・浄瑠璃絵の組物を制作し、画巻・屛風・軸物など肉筆画も描いた。師宣は、庶民が主役の庶民のための憂き世(浮世)の絵を描いた浮世絵の始祖であり、江戸の二大悪所である芝居町や遊里を紹介した墨摺りの版画、絵本、芝居番付のほか、人間模様を活写した肉筆画を多数残す。
本展では、所蔵する絹本着色「十二ヶ月風俗図巻」二巻を展示する。本作は、雛祭りや端午の節句、花見、藤見での酒宴で酩酊する人、盆踊りで踊り狂う人々など、師宣が創りだした元禄イメージを提示。また、師宣の肉筆画を中心に、元禄の絵師・英一蝶(1652~1724)、および師宣を継承した宮川長春(1682~1752)ら宮川派の系譜をたどりつつ、江戸後期の師宣リバイバルまでを紹介する。
菱川師宣(?~1694)は安房国保田村(千葉県鋸南町)の縫箔師・菱川吉左衛門の長男。通称は吉兵衛、薙髪して友竹と名乗った。若くして江戸へ出て、寛文年間(1661~73)興隆期の大衆出版界にデビューした。土佐派系の町絵師の流れを基調とし、漢画系の諸派をも吸収して新様式を確立。
木版画では100種以上の絵本・挿絵本、50種以上の艶本のほか、枕絵・名所絵・浄瑠璃絵の組物を制作し、画巻・屛風・軸物など肉筆画も描いた。師宣は、庶民が主役の庶民のための憂き世(浮世)の絵を描いた浮世絵の始祖であり、江戸の二大悪所である芝居町や遊里を紹介した墨摺りの版画、絵本、芝居番付のほか、人間模様を活写した肉筆画を多数残す。
本展では、所蔵する絹本着色「十二ヶ月風俗図巻」二巻を展示する。本作は、雛祭りや端午の節句、花見、藤見での酒宴で酩酊する人、盆踊りで踊り狂う人々など、師宣が創りだした元禄イメージを提示。また、師宣の肉筆画を中心に、元禄の絵師・英一蝶(1652~1724)、および師宣を継承した宮川長春(1682~1752)ら宮川派の系譜をたどりつつ、江戸後期の師宣リバイバルまでを紹介する。

