EXHIBITIONS

Deep in the Sway

2026.02.21 - 05.10
 The 5th Floorで「Deep in the Sway」が開催されている。

 本展は、声や歌、語りや叫びを「聴く」ことに向き合うアーティスト4組の実践を紹介する。声を上げるとや歌うことを、既存のシステムや状況への抵抗であり、自身の存在を登録するためのアクションとして捉え、国際社会の政治経済的ダイナミクスの中で発される声に注目する。

 出展アーティストは、アンドリウス・アルチュニアン、アヌラック・タンニャパリット、AFSAR(Asian Feminist Studio for Art and Research)、プラジャクタ・ポトニス。キュレーションに、岩田智哉。

 出展アーティストたちが拾い上げる声は、既存の世界秩序からの逸脱や家父長制、集団的なケアの実践や国家からの逃避といった文脈を持つ。それらが歴史の網の目のなかで複雑に結びつきながら共振する在り方を通して、声を聴く行為とその実践に注目する。

 また、今回の展示は「聴く」という行為の主体性と倫理、声との距離についても扱う。ジャン=リュック・ナンシーの思考を参照し、聴取の主体を反響や共鳴の場として捉え直す視点から、声との関係を問う。