EXHIBITIONS

水戸部七絵「SUNDAY MARKET」

2026.03.22 - 04.25
 AISHOで、水戸部七絵による個展「SUNDAY MARKET」が開催されている。

 水戸部七絵は神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を修了後、千葉と東京を拠点に活動している。

 水戸部の作品は、引用した写真や雑誌、ポップカルチャーのイメージなどをもとに、身体性を伴った太く荒々しいストロークや、厚く塗り重ねられた油絵具によって表現される。描かれるイメージは写実的に再現されるものではなく、絵具を過剰に塗り重ねる行為のなかで構図が乱れ、崩れ、歪みながら立ち現れる。

 その作品にはメタ的な視点が含まれており、イメージ文化が氾濫する現代における絵画と身体性の関係を示す。また、絵具の物質性を前面化する姿勢を通して、表現主義絵画やネオ・エクスプレッショニズムの流れに接続する制作を紹介する。

 本展では、作家の過去・現在・未来を横断的に紹介し、最新作や未発表作品のほか、私物や物販、プライベートコレクション、作品制作資料などを展示している。これらの要素を通して、水戸部七絵の思考と創作の軌跡をたどっていく。