EXHIBITIONS

CURATION⇄FAIR Tokyo

美しさ、あいまいさ、時と場合に依る

kudan house
2026.01.23 - 02.08, 2026.02.13 - 02.15
 東京・九段の登録有形文化財kudan houseで、キュレーターによる展覧会とアートフェアの二部構成で構成される「CURATION⇄FAIR Tokyo」が開催されている。

 キュレーター・遠藤水城による展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」は、2024年、25年に続き、今回が3回目の開催。川端康成と大江健三郎によるノーベル文学賞受賞講演を起点に、日本の近現代史と美術の関係を多層的に読み解く試みとなっている本展は、2024年から続いてきたシリーズの最終章となる。

 展覧会は李朝白磁、明治・戦後美術、現代作家による新作など、時代やジャンルを横断する複数のパートで構成。関東大震災の教訓から生まれ、戦火を免れた建築であるkudan houseの歴史的文脈を背景に、近代化や戦争、自然災害とともにあった日本美術の姿を浮かび上がらせる。

 また、通常は非公開となっている邸宅の3階バルコニーが開放され「期間限定カフェ」となる。スパニッシュ様式の瓦屋根やアーチ窓、眼下に広がる庭園の緑を眺めながら、コーヒーやドリンクを楽しむことができる。

 なお、アートフェアにはANOMALY、ギャラリー広田美術、KANEGAE、MA2Gallery、MISAKO & ROSEN、しぶや黒田陶苑、ギャラリー 志、瞬生画廊、TARO NASU、東京画廊+BTAP、Wa.gallery、WAITINGROOMなど、20軒のギャラリーが出展している。