EXHIBITIONS
阪口智章「個人的な展示」
Token Art Centerで、阪口智章の個展「個人的な展示」が開催される。
阪口智章は、大きな歴史と並行してある個人の歴史に関心を持ち、自らの身体や家族をモチーフに映像、写真、パフォーマンス作品などを制作してきた。2022年に制作した「私的巡礼ツーリズム お見合い編」と「母と父のお見合い写真に扮するセルフポートレート」は、母親から自身を産む前の話を聞いたことが契機となり、母親、父親、そして作家自身の存在について考える契機となったという。
本展では、人やものの「誕生日」に着目した、ファウンドオブジェクトで構成されるインスタレーションを紹介する。阪口はこれまで、友人や知人の誕生日に発売された書籍や製品を収集し、誕生日にプレゼントする活動を個人的に行ってきた。
本展では、この活動を展覧会という場へ拡張し、特定の日に発売されたものが空間に展示される形式を取る。発売日と来場者の誕生日が一致する場合には、その物を持ち帰ることができるという。誕生日という個人的な契機を通じ、人と物の関係性に生じる接点を見つめる内容となる。
阪口智章は、大きな歴史と並行してある個人の歴史に関心を持ち、自らの身体や家族をモチーフに映像、写真、パフォーマンス作品などを制作してきた。2022年に制作した「私的巡礼ツーリズム お見合い編」と「母と父のお見合い写真に扮するセルフポートレート」は、母親から自身を産む前の話を聞いたことが契機となり、母親、父親、そして作家自身の存在について考える契機となったという。
本展では、人やものの「誕生日」に着目した、ファウンドオブジェクトで構成されるインスタレーションを紹介する。阪口はこれまで、友人や知人の誕生日に発売された書籍や製品を収集し、誕生日にプレゼントする活動を個人的に行ってきた。
本展では、この活動を展覧会という場へ拡張し、特定の日に発売されたものが空間に展示される形式を取る。発売日と来場者の誕生日が一致する場合には、その物を持ち帰ることができるという。誕生日という個人的な契機を通じ、人と物の関係性に生じる接点を見つめる内容となる。

