EXHIBITIONS

藤本壮介展―太宰府天満宮仮殿の軌跡―

2024.08.10 - 2025.08.31

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 太宰府天満宮 宝物殿で「藤本壮介展―太宰府天満宮仮殿の軌跡―」が開催される。

 太宰府天満宮は、御祭神・菅原道真公(天神)が太宰府の地で薨去(こうきょ)してから1125年の節目にあたる「菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭」を令和9年(2027)に控え、重要文化財「御本殿」の124年ぶりの大改修のため、令和5年(2023)5月より参拝者を「仮殿」で迎えている。

 そこで、改修に要する約3年間の天神の住まいとしての「仮殿」の設計が、現代を代表する建築家・藤本壮介率いる藤本壮介建築設計事務所へ依頼された。

 菅原道真公の墓所の上に創建された唯一無二の天神信仰の聖地としての太宰府天満宮。その歴史と伝統に、現代建築がどう応えられるのかという大いなる問いに藤本が対峙した証としての「仮殿」は、未来を志向する独創的な佇まいとなり、訪れる人々を魅了している。

 本展では、「仮殿」が実現するまでの軌跡を初展示となる図面や模型、写真を通してたどる。