EXHIBITIONS
生誕100年記念 小泉淳作展
京都・建仁寺で「生誕100年記念 小泉淳作展」が開催されている。
暴れ出すような龍。「双龍図」(京都・建仁寺)や「雲龍図」(鎌倉・建長寺)で知られる孤高の日本画家・小泉淳作(1924〜2012)。2024年10月に生誕100年を迎えることを記念し、ゆかりのある京都・建仁寺で回顧展を開催する。
生活のためにデザインの仕事をしながら、試行錯誤を続けた初期の作品や、40代半ばの唐画・宋画との衝撃的な出会いを経て、日本の山や中国の連山を取材し生まれた深遠な山水画を展示。また、描く対象を凝視し、徹底した写実から生まれた「小泉ワールド」の真骨頂ともいえる花や野菜、果物の静物画、命を削るようにして描き上げた奈良・東大寺本坊の襖絵など晩年の力作群まで、豊かな質感と揺るぎない存在感で独自の画風を確立した画伯の代表作を揃える。約70年に及ぶ創作一途の画業を展観する機会となる。
暴れ出すような龍。「双龍図」(京都・建仁寺)や「雲龍図」(鎌倉・建長寺)で知られる孤高の日本画家・小泉淳作(1924〜2012)。2024年10月に生誕100年を迎えることを記念し、ゆかりのある京都・建仁寺で回顧展を開催する。
生活のためにデザインの仕事をしながら、試行錯誤を続けた初期の作品や、40代半ばの唐画・宋画との衝撃的な出会いを経て、日本の山や中国の連山を取材し生まれた深遠な山水画を展示。また、描く対象を凝視し、徹底した写実から生まれた「小泉ワールド」の真骨頂ともいえる花や野菜、果物の静物画、命を削るようにして描き上げた奈良・東大寺本坊の襖絵など晩年の力作群まで、豊かな質感と揺るぎない存在感で独自の画風を確立した画伯の代表作を揃える。約70年に及ぶ創作一途の画業を展観する機会となる。

