EXHIBITIONS
長谷川彰宏展
√K Contemporary で、気鋭のアーティスト・長谷川彰宏による個展が開催されている。
本展では、大型作品から小作品、キャンバスやアクリルなど、多様な新作を発表。新たなるステージへと向かう長谷川の現在(いま)を見る展示となっている。
長谷川彰宏は、大学在学中に同廊で開催した初個展「よもぎとコンプ」以降、多くの場で作品を発表し、現在注目を集める若手アーティストのひとりとなっている。光の性質と視覚の特性を用い、モニター画面で見る光をアクリル板に油彩で描いたアナログの画面に映し込んだ作品群は、その特異な画面のなかに長谷川の根幹にある仏教思想や死生観が表され、長谷川の作品を無二のものとしている。
宗教家としての側面を持つ長谷川の思想には、東洋的でありつつも人間の在り方を問う「何か」があり、その表現には葛藤を抱えながら生きる者に寄り添いながら指標を示し、鼓舞するような長谷川の人類への慈しみが現れている。
本展では、長谷川の代表的なアクリル板に描く色鮮やかな作品群に加え、新たに描いた木炭画、そして「来迎図(らいごうず)」など、長谷川の多様な作品群を展示。画家として、人として、自己と向きあい、過去を咀嚼し、探求心をもって未来への可能性を模索する長谷川の新たな世界に触れてみてほしい。
本展では、大型作品から小作品、キャンバスやアクリルなど、多様な新作を発表。新たなるステージへと向かう長谷川の現在(いま)を見る展示となっている。
長谷川彰宏は、大学在学中に同廊で開催した初個展「よもぎとコンプ」以降、多くの場で作品を発表し、現在注目を集める若手アーティストのひとりとなっている。光の性質と視覚の特性を用い、モニター画面で見る光をアクリル板に油彩で描いたアナログの画面に映し込んだ作品群は、その特異な画面のなかに長谷川の根幹にある仏教思想や死生観が表され、長谷川の作品を無二のものとしている。
宗教家としての側面を持つ長谷川の思想には、東洋的でありつつも人間の在り方を問う「何か」があり、その表現には葛藤を抱えながら生きる者に寄り添いながら指標を示し、鼓舞するような長谷川の人類への慈しみが現れている。
本展では、長谷川の代表的なアクリル板に描く色鮮やかな作品群に加え、新たに描いた木炭画、そして「来迎図(らいごうず)」など、長谷川の多様な作品群を展示。画家として、人として、自己と向きあい、過去を咀嚼し、探求心をもって未来への可能性を模索する長谷川の新たな世界に触れてみてほしい。