EXHIBITIONS

ロバート・ボシシオ、平松麻、ドナータ・ヴェンダース

2024.06.14 - 07.12

平松麻 ブルー 2024 oil on canvas 18 × 18 cm

 104GALERIEで、ロバート・ボシシオ、平松麻、ドナータ・ヴェンダースによるグループ展が開催されている。

 本展では、ロバート・ボシシオの未発表作品、ドナータ・ヴェンダースの写真作品に加え、104GALERIEでは初の紹介となる画家・平松麻の新作ペインティングを展覧。来年には同廊で個展の開催も予定されている平松麻の作品は注目となっている。

 ロバート・ボシシオは1963年イタリア北部トローデナ生まれ。ウィーン美術アカデミー(The Academy of Fine Arts Vienna)を卒業後、ベルリン、ニューヨーク、ロンドンで活動。現在は故郷トローデナを拠点に制作を続ける。

 平松麻は1982年東京都生まれ。2012年より本格的に発表を始め、展覧会を軸に活動する。自身の体内に実在する景色を絵画にし、「雲」をメインモチーフにした心象風景を描く。新聞・雑誌・書籍の挿画も手がける。

 ドナータ・ヴェンダースは1965年ドイツ、ベルリン生まれ。ベルリンとシュトゥットガルトで映画と演劇を学んだ後、1995年から写真家として活動を始める。これまで、作家のシリ・ハストヴェットやペーター・ハントケ、振付家のピナ・バウシュ、芸術家のイケムラレイコ、ファッションデザイナーのヨウジヤマモトなど多くの著名人に同行し、数々のドキュメンタリー作品を発表。また、長年にわたり夫のヴィム・ヴェンダースのスチール・フォトグラファーとして映画に携わり、映画の記録とともに、被写体との交流のなかでとらえた数々の瞬間を自身の写真作品に表現している。