EXHIBITIONS
児嶋啓多「ネオ東京 徘徊と書」
NADiff a/p/a/r/tで、アーティスト・児嶋啓多の作品集『ネオ東京 徘徊と書』の刊行を記念した個展が開催されている。
児嶋啓多は1985年兵庫県生まれ、東京都在住のアーティストだ。2010年に金沢美術工芸大学視覚デザイン科を卒業後、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動。2020年に「Augmented / Words in the City」(Meets by NADiff)で個展を開催するなど、AR(拡張現実)を用いて都市と書、言葉と人の関係性を視覚的に探求した作品を手がけている。
今回刊行となる作品集『ネオ東京 徘徊と書』では、体に自動シャッターを設定したカメラを取り付け、都市を徘徊する。そして、そのカメラが集めた画像(フラグメンツ)に書を重ねる。言葉と書を使い、空間に痕跡を残すことで都市を確認しようとする児嶋にとって、言語は世界を開示し、現実の隠された側面を明らかにする能力を持ち、書くことは内面を外在化するだけでなく、見えざるものとの交流の手段だとしている。
作品集と同タイトルとなる本展「ネオ東京 徘徊と書」では、これらのイメージをキャンバスにプリントした作品を発表。キャンバスの枠を超え、壁面にまでも拡張する書が展示会場で新たな層となって観者の知覚を触発する。
児嶋啓多は1985年兵庫県生まれ、東京都在住のアーティストだ。2010年に金沢美術工芸大学視覚デザイン科を卒業後、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動。2020年に「Augmented / Words in the City」(Meets by NADiff)で個展を開催するなど、AR(拡張現実)を用いて都市と書、言葉と人の関係性を視覚的に探求した作品を手がけている。
今回刊行となる作品集『ネオ東京 徘徊と書』では、体に自動シャッターを設定したカメラを取り付け、都市を徘徊する。そして、そのカメラが集めた画像(フラグメンツ)に書を重ねる。言葉と書を使い、空間に痕跡を残すことで都市を確認しようとする児嶋にとって、言語は世界を開示し、現実の隠された側面を明らかにする能力を持ち、書くことは内面を外在化するだけでなく、見えざるものとの交流の手段だとしている。
作品集と同タイトルとなる本展「ネオ東京 徘徊と書」では、これらのイメージをキャンバスにプリントした作品を発表。キャンバスの枠を超え、壁面にまでも拡張する書が展示会場で新たな層となって観者の知覚を触発する。