EXHIBITIONS

西川由里子「視界は反復横跳び」

GALLERY KTO 新宿
2024.04.02 - 04.27

西川由里子 転換されゆく所在Ⅰ 2024 190 × 333 mm 油彩、アルキド、アクリル、木炭、トナー、糸、キャンバス(染色された綿布)

 GALLERY KTO 新宿で、西川由里子による個展「視界は反復横跳び」が開催されている。

 西川由里子は1996年生まれ、東京都在住。千葉県、鹿児島県で育つ。2014年に女子美術大学附属高等学校を卒業、2018年に日本大学芸術学部美術学科絵画コースを卒業している。

 本展は、2020年から続く色彩豊かなストライプで瓶を描くシリーズの最新作展となっている。生地を染め、いくつもの布を縫い合わせ、身近な光景を転写し、瓶を描くことで、絵画の空間性を新たに問い直す。絵画から現実へとつながる幾重もの次元と空気の層が立ち現れ、実在の手触りが刻まれていく。