EXHIBITIONS
第2回柳幸典ディレクション
井上能已展
105MaGALLERYで 「第2回柳幸典ディレクション 井上能已展」が開催されている。
井上能已は1963年徳島県生まれ。1983年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科へ入学、1989年に同大学を中退して作家活動を開始。具体的な事物による画面の強化により鑑賞者を戸惑わせる絵画で、個展 「孵化する絵画」(ギャラリーαM、1994)、「FACE PASSIONS」(ミヅマアートギャラリー、1994)、「VOCA展1996」(上野の森美術館、1996)など徐々に注目された。しかしその後、抽象化へのこだわりが強くなり、急速な画面展開、非形象化により迷走して目標を見失い、2000年に沖縄へ移住。木工職人として生活をしながら表現を模索するも断筆。コロナ禍の明けた2023年、自らの問題を乗り越える必要を感じ、新たな地平を開くべく筆を取った。
美術家・柳幸典のディレクションである本展では、1990年代の井上の代表作である《こいのしみ/1994》、そして 「VOCA展1996」展に出品された作品と、沖縄で再起して描いた200号の新作《ヒドラ2023》を公開する。
井上能已は1963年徳島県生まれ。1983年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科へ入学、1989年に同大学を中退して作家活動を開始。具体的な事物による画面の強化により鑑賞者を戸惑わせる絵画で、個展 「孵化する絵画」(ギャラリーαM、1994)、「FACE PASSIONS」(ミヅマアートギャラリー、1994)、「VOCA展1996」(上野の森美術館、1996)など徐々に注目された。しかしその後、抽象化へのこだわりが強くなり、急速な画面展開、非形象化により迷走して目標を見失い、2000年に沖縄へ移住。木工職人として生活をしながら表現を模索するも断筆。コロナ禍の明けた2023年、自らの問題を乗り越える必要を感じ、新たな地平を開くべく筆を取った。
美術家・柳幸典のディレクションである本展では、1990年代の井上の代表作である《こいのしみ/1994》、そして 「VOCA展1996」展に出品された作品と、沖縄で再起して描いた200号の新作《ヒドラ2023》を公開する。