北島敬三 「UNTITLED RECORDS : REVISITED ＋ PORTRAITS」

　BankART Stationで、北島敬三による個展 「UNTITLED RECORDS : REVISITED ＋ PORTRAITS」が開催されている。
　
　昨秋BankART Stationにて開催された北島敬三 「UNTITLED RECORDS」展が、好評を得て再び帰ってくる。

　北島氏は、前回の展示にあたって 「横浜という都市、新高島という駅、文字通りBankART Stationという場所の歴史と現在が主役であり、この場所がここでしかないという当たり前の事に気づくことが重要だ」と語った。無機質な空間に 「UNTITLED RECORDS」のシリーズが配されることによって、壁や床のシミ、白華、変色、亀裂、剥き出しの配管、スタッド、ケーブルラック、さまざまなディテールが普段とは少し異なる表情を持って立ち現れる。

　加えて今回は、「PORTRAITS」シリーズから47点のプリントを、約50メートルの壁面に展開する。