EXHIBITIONS
高田冬彦「Cut Pieces」
WAITINGROOMで、高田冬彦の個展「Cut Pieces」が開催されている。
高田は1987年広島県生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科油画研究領域 博士後期過程を修了した。おとぎ話や神話を下敷きに、ジェンダー、セクシュアリティ、孤独、ナルシシズムやトラウマといったテーマを横断的に扱った映像作品を制作している。
本展では、最新作《Cut Suits》に加え、昨年末アメリカで開催されたアートフェア「NADA Miami 2022」で話題を集めた《The Butterfly Dream》を日本初披露するほか、近作の《Dangling Training》も発表する。近年高田が取り組んでいる、男性身体をモチーフにしつつ、そのイメージを遊戯的な発想で揺るがせていくような作品群を紹介する展覧会となっている。
とくに、本展のための最新作《Cut Suits》は、複数の男性モデルが演じるパフォーマンスをとらえた作品で、高田のアイデアは6名の演者の手に委ねられており、それを規模の大きな撮影手法で記録していく。また、実際に使用した小道具の展示に加え、作中のイメージが展示空間まで広がったようなインスタレーションなど、より空間的、彫刻的なアプローチに挑戦するという。
高田は1987年広島県生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科油画研究領域 博士後期過程を修了した。おとぎ話や神話を下敷きに、ジェンダー、セクシュアリティ、孤独、ナルシシズムやトラウマといったテーマを横断的に扱った映像作品を制作している。
本展では、最新作《Cut Suits》に加え、昨年末アメリカで開催されたアートフェア「NADA Miami 2022」で話題を集めた《The Butterfly Dream》を日本初披露するほか、近作の《Dangling Training》も発表する。近年高田が取り組んでいる、男性身体をモチーフにしつつ、そのイメージを遊戯的な発想で揺るがせていくような作品群を紹介する展覧会となっている。
とくに、本展のための最新作《Cut Suits》は、複数の男性モデルが演じるパフォーマンスをとらえた作品で、高田のアイデアは6名の演者の手に委ねられており、それを規模の大きな撮影手法で記録していく。また、実際に使用した小道具の展示に加え、作中のイメージが展示空間まで広がったようなインスタレーションなど、より空間的、彫刻的なアプローチに挑戦するという。

