EXHIBITIONS
インド細密画
府中市美術館で「インド細密画」が開催される。
「絵は一対一で対話するように味わうもの」という芸術観のもと、小さな画面に精密な筆で描かれたインド細密画。16世紀後半から19世紀半ばにかけて、ムガル帝国やラージプト諸国の宮廷で楽しまれた一辺20センチほどの小さな絵だ。
ファンタスティックな神話世界、豪華な衣装に身を包んだ王の肖像や、しなやかなポーズの女性たちなど、美しい線と色に彩られた宝石のような絵のなかには、人々の自然を崇める心や感性、情熱的な信仰心が込められている。そこには、古代以来、複雑で深遠な文化を築いてきたインドのすべてが刻まれていると言える。
本展覧会は、日本画家、インド美術研究家の畠中光享氏のコレクションから細密画の優品およそ120点を紹介する。畠中コレクションは、細密画のなかでもとくにインドらしさが色濃く表れたラージプト絵画が充実した世界有数の個人コレクションとなっている。
「絵は一対一で対話するように味わうもの」という芸術観のもと、小さな画面に精密な筆で描かれたインド細密画。16世紀後半から19世紀半ばにかけて、ムガル帝国やラージプト諸国の宮廷で楽しまれた一辺20センチほどの小さな絵だ。
ファンタスティックな神話世界、豪華な衣装に身を包んだ王の肖像や、しなやかなポーズの女性たちなど、美しい線と色に彩られた宝石のような絵のなかには、人々の自然を崇める心や感性、情熱的な信仰心が込められている。そこには、古代以来、複雑で深遠な文化を築いてきたインドのすべてが刻まれていると言える。
本展覧会は、日本画家、インド美術研究家の畠中光享氏のコレクションから細密画の優品およそ120点を紹介する。畠中コレクションは、細密画のなかでもとくにインドらしさが色濃く表れたラージプト絵画が充実した世界有数の個人コレクションとなっている。