髙田光治のミクロコスモス劇場展―粘菌と胞子がつむぐ物語―

　宝塚市立文化芸術センターで「髙田光治のミクロコスモス劇場展―粘菌と胞子がつむぐ物語―」が開催される。

　髙田は1953年静岡県生まれ、75年に大阪芸術大学芸術学部を卒業。2015年に季刊誌『kotoba コトバ』2015年春号（集英社）にて「南方熊楠「知の巨人」の全貌」に寄稿した。行動美術協会会員として活動する傍ら、現在は大阪芸術大学芸術学部美術学科にて教鞭をとっている。

　庭園をはじめ、土壌のエッセンスである地中の菌類の世界を紹介することで、宝塚市立文化芸術センターの特色である 「アート」と「ガーデン」という異なるふたつの世界を展覧する。本展は、粘菌を用いた髙田の作品、約1500点を紹介する。