EXHIBITIONS

鉄道愛

O. ウインストン・リンク ホークスビル川の水遊び、バージニア州ハーレー 1956
©︎ O. Winston Link Image Courtesy of the O. Winston Link Museum

 清里フォトアートミュージアムで 「鉄道愛」が開催されている。

 乗り鉄、 撮り鉄、食べ鉄など、様々な楽しみ方がある鉄道。なかでも撮影と鑑賞が一体となった撮り鉄は、"鉄道愛"の究極のかたちとされている。

 アメリカ最後の蒸気機関車の姿をとらえたO. ウインストン・リンクと、日本を代表する鉄道写真家、広田尚敬。本展では、同館収蔵作品より、撮り鉄の原点とされる2人のパイオニアを紹介するほか、元国鉄電気機関士・滝口忠雄が運転士の目線でとらえた1970年代の国鉄、若手鉄道写真家・山下大祐が展開する新しいヴィジョン、 「ゆる鉄」で知られる中井精也がとらえた高原列車JR小海線の色鮮やかな風姿など、鉄道愛溢れる写真展となっている。

 特別編として 「ねこ鉄」、1920年代アメリカ山岳鉄道をテーマとした精巧なジオラマも初公開。