EXHIBITIONS

開館40周年記念コレクション展

春の祭典―生きる力を生み出す大地

コンスタン・モンタルド 寓意的な情景 1907~1908

上村松園 花 1910

松岡映丘 道成寺 1917

 姫路市立美術館で、開館40周年記念コレクション展 「春の祭典ー生きる力を生み出す大地」が開催されている。

 本展では、革新性によってジャンルを横断して20世紀美術に影響を与えたイーゴリ・ストラヴィンスキーによるバレエ音楽 『春の祭典』に激動の時代を生きるヒントを求め、「伝統」 「革新」 「郷愁」 「リズム」の4章構成で、全所蔵作家311人の作品を展観する。

 ベルギー象徴派の画家コンスタン・モンタルドや美人画を終生追求した上村松園、国際的にも再評価が高まる 「具体美術協会(具体)」の会員として知られる小野田實など、同館至極のコレクションが集う展覧会となっている。