デヴィッド・ステンベック 個展「ドリームスケープ」

　SNOW Contemporaryで、デヴィッド・ステンベックの日本初個展 「ドリームスケープ」が開催される。

　デヴィッド・ステンベックは1978年スウェーデン・ルンド生まれ。詩人、文芸評論および編集者として活動するうちに、自身が思い描く詩の世界を視覚化すべく、3Dソフトを使用した作品を制作するようになる。現在では多くのファッションブランドや企業とのコラボレーションを行なっており、国際的にも注目を集めているアーティストだ。

　多くの人々を魅了するデヴィッド・ステンベックの日本初個展となる本展では、ステンベック自身が選んだ作品群を約10点展示。同時期に開催されるART FAIR TOKYOでも、数点紹介される予定だという。

　ステンベックの生み出す作品は、古典的な美術から普遍的な要素を取り出して現代に甦らせる手法によって制作されている。空や雲、山や海まですべてCGI（Computer Generated Imagery）によって生み出された、現実と非現実、意識と無意識の境界が曖昧になるような錯覚をもたらす風景を堪能すべく、本展を訪れてみてはいかがだろうか。