スウェーデンをめぐる夏。写真家の田附勝がボルボ スタジオ 青山で「スウェーデン/Sverige」を開催

美術手帖とVOLVOのコラボ—レションプロジェクト「美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT」。この第8弾では、写真家・田附勝による展覧会「スウェーデン/Sverige」を開催。田附がボルボ発祥の国、スウェーデンをめぐる旅をとらえた写真を展示する。会期は12月8日〜16日(前期、後期で展示入れ替えあり)。

© Masaru Tatsuki

 2017年秋から継続的に行われてきた美術手帖とVOLVOのコラボレーションプロジェクト「美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT」。この第8弾では、写真家・田附勝(たつき・まさる)がボルボ スタジオ 青山で展示とトークイベントを行う。

 田附は1974年富山県生まれ。98年よりフリーランスの写真家として活動を開始し、アートトラック(デコトラ)と 全国のトラッカーたちを9年間にわたって撮影した写真集『DECOTORA』を 2007年に初刊行。そして、東北の人々の生活や習慣、儀式、文化を2006年7月から11年4月まで撮影した写真集『東北』で第37回木村伊兵衛賞を受賞した。その後の写真集に、震災後の鹿猟をとらえた『その血はまだ赤いのか』、夜の山の闇に向かい撮影した『kuragari』、震災後の一度を最後に鹿猟を辞めた猟師の記録『おわり。』、八戸市の依頼により浜の暮らしを写真に収めた『魚人 FISH-MAN』がある。    

田附勝

 本展では、今夏、ボルボ発祥の国スウェーデンをめぐる旅を行った田附が撮り下ろした写真作品をスタジオ内に展示。田附が旅の中で出会い、拾い上げたスウェーデンを、スウェーデンの自然をコンセプトとしたボルボ スタジオ 青山に展開する。

 なお今回撮り下ろされた写真は、2019年度版「VOLVO カレンダー」として制作され、2019年の1年間を通して、その月の写真をボルボ スタジオ 青山にて展示。

ボルボ スタジオ 青山

 また、田附が撮り下ろした写真を収録したアートブックが一般書店で販売されるほか、12月14日に開催するトークイベントでも特典として配布する。この機会に手に取って、その世界観に触れてほしい。

編集部

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