EXHIBITIONS

特別展 「日本のタイル100年ー美と用のあゆみ」

江戸東京たてもの園 展示室
2023.03.11 - 08.20

同潤会江戸川アパートメント食堂壁面タイル 1934 山茶窯製陶所製 東京都江戸東京博物館所蔵

 江戸東京たてもの園で、特別展 「日本のタイル100年ー美と用のあゆみ」が開催される。

 本展は、同館にINAXライブミュージアムと多治見市モザイクタイルミュージアムを加えた3館共同企画により開催されるもので、日本におけるタイルの歴史をたどる巡回展。

 伝来の経緯から様々な名で呼ばれていた薄板状のやきものは、西洋建築の隆盛や生活様式の変化によって需要が高まった1922年に、統一して 「タイル」と呼ぶことが定められた。

 会場では、名称統一以前までに醸成されてきたタイル文化の変遷をたどりながら、台所、トイレや洗面所、ビルや大学、地下鉄の駅、銭湯など、様々な場で多種多彩に使われてきた日本のタイル100年のあゆみを時代背景とともに紹介する。

 なお、会期中には講演会やワークショップ、ミュージアムトークなど、タイルの魅力を堪能できるイベントも開催される予定だ。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。