「第4回CAF賞作品展」は、現代芸術振興財団主催の学生向けアート・アワード「CAF賞」応募作品の中から、16作家による絵画・彫刻・映像・インスタレーションなどの入選作品26点を展示するもの。
第4回となる本アワードでは、白石正美(SCAI THE BATHHOUSE)、藪前知子(東京都現代美術館)、齋藤精一(Rhizomatiks)の3名が審査員を務め、会期中の11月3日に最優秀賞1名と審査員特別賞3名を選出する。
また今回は財団会長を務める前澤友作のコレクションより、ジャン=ミシェル・バスキア《Untitled》(1982)を含む数点も同時公開。同作は、今年5月にサザビーズ・ニューヨークのイブニング・セールで約123億円で落札したことでも大きな話題となった。前澤はこの作品について「今年の5月に購入したバスキアを国内初展示します。本展を終えると世界中の美術館向けに旅に出てしまうので、日本ではしばらく観れなくなります。是非この機会にご覧ください」とコメント。
展示については「個性あふれる学生の皆様の、CAF賞受賞候補作品も同時にお楽しみください」としている。