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世界に衝撃を与えたペン。
ドイツの筆記具メーカー・LAMYのデザインの秘密に迫る

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、ドイツの筆記具メーカー・LAMYのデザインに焦点を当てた展覧会「thinking tools.プロセスとしてのデザイン ― モダンデザインのペンの誕生」が開催される。会期は3月3日〜4月8日。

クリストフ・ニーマンによるイラストレーション

 1930年、ドイツの古都ハイデルベルクに設立されたラミー社。その初のデザインプロダクトとして66年に誕生した「LAMY 2000」は、「機能によってかたちづくられるデザイン」というバウハウスの思想を取り入れた斬新なデザインで世界中の筆記具市場に新風を吹き込んだ。それ以降「LAMY 2000」は姿かたちを一切変えず、永遠のロングセラーとして多くのクリエイターに愛用されている。

ドイツでの展覧会より

 本展は、ラミーデザイン50周年を迎えた2016年に、ドイツ・フランクフルトの応用工芸博物館で開催された「thinking tools展」の日本展。ペンのデザインの過程に焦点を当て、初期のプロトタイプやスケッチ、そして完成品まで、数多くの展示品をドイツ・ハイデルベルグのラミー社アーカイブから取り寄せて展示する。

 あわせて、深澤直人、リチャード・サッパー、フランコ・クリヴィオなど、ラミーのプロジェクトに携わるデザイナーそれぞれの発想法や戦略についても紹介。また、イラストレーターのクリストフ・ニーマンがコントリビューターとして参加し、インスタレーションやドローイングを手がける。

ドイツでの展覧会より

編集部

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