
「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術」(京都国立近代美術館)開幕レポート。90年以降の表現が示すもの
1990年代から現在までの美術動向を紹介する展覧会「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術 #WhereDoWeStand? : Art in Our Time」が、京都国立近代美術館で幕を開けた。

1990年代から現在までの美術動向を紹介する展覧会「セカイノコトワリ―私たちの時代の美術 #WhereDoWeStand? : Art in Our Time」が、京都国立近代美術館で幕を開けた。

VOCA展2026の受賞者が発表。グランプリとなるVOCA賞には戸田沙也加の《語られざる者の残響》が選ばれた。

十和田市現代美術館で、北海道を拠点とする彫刻家・国松希根太(くにまつ・きねた)の美術館での初個展「国松希根太 連鎖する息吹」が開催されている。会期は2026年5月10日まで。

東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで、創業40周年を迎えたカプコンのゲームクリエイションに注目し、その原点から最新技術までを総合的に紹介する企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が、12月20日~2026年2月22日の会期で開催。会場に駆けつけたスペシャルゲスト、宇野昌磨さん(プロフィギュアスケーター)のコメントもあわせて紹介する。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京・乃木坂にある国立新美術館で「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」が開催される。会期は2026年4月15日~7月6日。

令和4年度から約4年間、大規模改修工事のため休館していた、東京・両国にある東京都江戸東京博物館が、2026 (令和8)年3月31日にリニューアルオープンを迎える。

フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」 の世界を体感できる巡回展「マリメッコ展」が、2026年7月より全国を巡回する。

横浜の山下ふ頭を舞台に、トヨタグループによるイマーシブ・ミュージアム「THE MOVEUM」がオープンする。

異なる方法論で同時代の緊張に向き合ってきたアルフレド・ジャーと和田礼治郎による2人展「Alfredo Jaar Reijiro Wada」が、SCAI PIRAMIDEで開催される。会期は2026年1月21日〜4月18日。

京都・嵐山の福田美術館で、伊藤若冲の名作《菜蟲譜》と、新たに発見された《果蔬図巻》を同時に展示する企画展「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」が、2026年4月25日から7月5日まで開催される。

2026年2月1日〜5月24日に京都・北野天満宮で開催される、蜷川実花 with EiMが手がける「KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 ―時をこえ、華ひらく庭―」がプログラムの全貌を発表した。

横浜・新高島駅にあるArt Center NEWで、2026年1月から連続講座NEW SCHOOL「5つの都市の断面図」が開催される。応募は12月20日まで。

国立アートリサーチセンターとAWAREによる、日本における女性アーティスト研究を推進するための「NCAR × AWARE 女性アーティスト リサーチフェローシップ」が始動。12月12日から公募の受付がスタートした。

東京・竹橋にある東京国立近代美術館で、「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が開幕した。会期は12月16日〜2026年2月8日。

アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」が渋谷から原宿に移転。12月13日にリニューアルオープンした。

奈良国立博物館が、南都ゆかりの仏画・仏像の名品を集めた特別展「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」を開催する。会期は2026年7月18日〜9月13日。

第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。現地から展覧会レポートをお届けする。

東京エディション虎ノ門を会場に、レジェンドとして知られるアーティスト・FUTURAを迎えてトークイベントが行われた。スペシャルゲストに藤原ヒロシ、KAWSが登壇。「FUTURA in Conversation with Hiroshi Fujiwara and KAWS」のレポートと、美術手帖に向けてFUTURAが特別に応じてくれたメールインタビューの内容をお届けしたい。

ポーラ美術館で、「SPRING わきあがる鼓動」展がスタート。開館以来初めて「箱根」という土地そのものに焦点を当て、自然、歴史、身体、そして情報へと連なる創造の運動を描き出す本展をレポートする。