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キュレーターに聞く、「田中一村展」の見どころと魅力

秋もっとも注目したい日本美術展のひとつとして「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が東京都美術館で開催中。絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品が一堂に並ぶ本展について、田中一村の画業を振り返りながら、展示内容や鑑賞のポイントなどを同展担当の中原淳行氏(東京都美術館・学芸担当課長)に聞いた。

INTERVIEW

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日本の芸術祭は誰かの声の受け皿になりうるか

今年、横浜美術館を中心に開催された第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」(3月15日~6月9日)は、その政治性の強いキュレーションから、ソーシャルメディアを中心に多くの批判が寄せられた。芸術祭において社会問題を扱うことは困難なのだろうか? 日本における芸術祭の在り方や意義、そして日本という国ならではの芸術祭の可能性について、田中功起が考察する。

INSIGHT

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「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」(根津美術館)レポート。夏から秋へ、季節の移ろいを愛でる日本の美意識の精華

根津美術館では「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」が開催されている。江戸時代より多く見出されるようになる初夏から晩秋までをとらえる美術作品に注目し、鈴木其一の《夏秋渓流図屏風》をはじめ所蔵の優品から、季節の推移をとらえ、その情趣を味わう日本の美意識の広がりを感じさせる。※画像は美術館の許可を得て撮影しています

NEWS / REPORT

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第26回

吉村麗が語る「CLAMP展」(国立新美術館)。マンガを美術館で展示し作家の魅力を引き出すための思考

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第26回は、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「CLAMP展」(〜9月23日)を取り上げる。マンガを展示するために、キュレーターは何を目指し、どのような試行錯誤を重ねるのか。担当した同館特定研究員の吉村麗が語る。

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世界が注目するアートスタートアップ「Avant Arte」。若き起業家が目指すアート界の変革とは?

アートの発見と収集をより身近なものにすることを目的とし、2015年にクリスチャン・ラウテン(当時21歳)とカーティス・ペニング(当時19歳)によって設立されたオンラインマーケットプレイス「Avant Arte(アヴァン・アルテ)」。100ヶ国以上で300万人以上のユーザーを抱える同社の若き創設者に、スタートアップとしての歩みや急成長を遂げた現在の状況、今後のビジョン、さらに日本のアートシーンについて聞いた。

INSIGHT

和光を次の100年につなぐ 「アーツアンドカルチャー」

東京・銀座4丁目のランドマークであり、東京を象徴する存在でもある和光本店。渡辺仁建築工務所によるネオ・ルネッサンス様式の建築で広く親しまれているこの建物の地階が、杉本博司・榊田倫之の新素材研究所によってリニューアル。ハードとソフト、両面から新たな時代へと歩み出した和光に注目だ。

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