私たちを進化させる過去に内在する未来。畠中実評 足立智美「古い未来の楽器と新しい昔の楽器(と文字)((人工知能による))」

MISA SHIN GALLERYで開催された、足立智美の個展「古い未来の楽器と新しい昔の楽器(と文字)((人工知能による))」(2025年3月29日〜4月26日)を畠中実がレビュー。現実世界では目にしたことがないような不思議な形状を持つこれらの楽器は、生成AI(人工知能)を介してイメージが制作されている。足立によるこの試みはいったい何を意図しているのだろうか。

REVIEW

作家・梨木香歩が文を手がけた『森のはずれの美術館の話』が刊行。国立西洋美術館が題材に

国立⻄洋美術館を題材とした絵本『森のはずれの美術館の話』が刊行された。小説『⻄の魔女が死んだ』などで知られる作家・梨木香歩が文章を、絵本「リサとガスパール」シリーズでお馴染みの画家・ゲオルグ・ハレンスレーベンが絵を手がける本作品に込められた思いとは?

NEWS / REPORT

地域レビュー(東京):齋木優城評「小宮りさ麻吏奈 CLEAN LIFE クリーン・ライフ」、「鄭梨愛 私へ座礁する」、「チェン・チンヤオ 戦場の女」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事は、齋木優城(キュレーター)が今年6月から8月にかけて東京で開催される展覧会のなかから、3つの展覧会を取り上げる。それらはいずれも、「他者」とともに生きるとはどういうことか、美術の実践を通して私たちに問いかけるものとなった。

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