横浜・山下ふ頭の巨大倉庫を活用したイマーシブ・ミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP(以下、THE MOVEUM)」が、10月24日より新プログラムをスタートさせる。会期は2027年3月31日まで。
THE MOVEUMは、トヨタグループが2025年12月に開設した文化施設。横浜・山下ふ頭4号上屋の約6000平方メートルの倉庫を舞台に、映像や音楽、空間演出を組み合わせた没入型の芸術体験を提供する。第1期では、グスタフ・クリムトとエゴン・シーレの作品をテーマにしたプログラムなどを上映し、大きな注目を集めた。
第2期となる今回は、印象派を代表する画家クロード・モネ(1840〜1926)と、日本の浮世絵との関係性をテーマに据える。没入型アートの分野で30年以上の経験を持つジャンフランコ・イアヌッツィがデザイン&クリエイティブディレクターを務め、モネ作品を数多く収蔵する箱根のポーラ美術館が学術監修に協力する。
モネはなぜ浮世絵に魅了されたのか?
モネの芸術を語るうえで欠かせないのが、日本美術との出会いだ。19世紀後半、ヨーロッパに流入した浮世絵は、それまでの西洋絵画とは異なる大胆な構図や平面的な表現によって、多くの芸術家に刺激を与えた。モネもそのひとりで、葛飾北斎や歌川広重、喜多川歌麿らの作品を熱心に収集していたことで知られている。
今回のメインとなるシアタープログラム「印象派モネと浮世絵[モネを魅了した、日本の美]」は、そんなモネと日本美術の関係を、巨大な映像空間によって描き出すものだ。
上映が行われる「THE MOVEUM THEATER」は、約1800平方メートルに及ぶ巨大空間。壁面や床、立体的に組み合わされたスクリーンを舞台に、名画の数々が次々と姿を現す。絵画は額縁という境界を離れ、音楽や光とともに空間全体へと広がっていく。





























