続いて3階には平面作品やブラウン管テレビを用いた作品が展開される。本フロアに展示されているのは、基本的にバリーの作品となっている。窓からは、2階から見上げた壁画を別の角度から見ることができるため、また違った印象を受けるとともに、その大きさに改めて驚かされる。



そして4階には、4面LEDで覆われた鏡張りのアニメーションルームが現れる。この空間の中で2組の作品が無重力に飛び回り、宇宙空間にいるような錯覚を生み出す試みだ。鑑賞者は空間内に入ることができ、永遠に続く2組のアーティストの世界観に迷い込んだかのような感覚を覚える。オスジェメオスはもともと日本のアニメーションが好きだったことから、日本で開催される本展にあわせて、アニメーション作品に挑戦したという。





















