「DESIGNART TOKYO 2024」開幕レポート。「Reframing ─転換のはじまり─」をテーマに、都内各所に過去最大の117展示【3/3ページ】

 六本木のAXIS Galleryでは、進化する技術とデザインを通じて「木」の魅力を改めて伝える展示が開催中。また、ほかのフロアでもインテリアデザイナーらによるプロダクトの数々が紹介されている。

「Woodwork」会場風景より
「New Range」会場風景より

 同ビル地下1階にある特設スペースでは、TAKT PROJECTの吉泉聡とOKURAYAMA STUDIO(大蔵山スタジオ)によるプロジェクト「frottage -記憶との再会-」が展開されている。宮城県の大蔵山にある鉄分を多く含む伊達冠石から生成される赤土「大蔵寂土」のテクスチャーを鉄板に写し、伊達冠石と「再会」させることで美しい形状のオブジェクトを生み出している。

「frottage -記憶との再会-」会場風景より

 「DESIGNART TOKYO 2024」ではこのほかにも、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024」との関連企画や、表参道「TIERS GALLERY」でのグループ展、デザイン・イノベーション・ファーム Takramによるデザインプロセスに関する展示などが各所で開催されている。ぜひ公式ウェブサイトをチェックし、街歩きとともに様々なデザインとアートの取り組みを楽しんでみてはいかがだろうか。

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