現代芸術振興財団が主催する「CAF賞」は、日本全国の高校・大学・大学院・専門学校の学生、および日本国籍を有しながら海外教育機関に在籍する学生を対象に、若手アーティストの育成を目的として2014年より毎年実施されているアートアワードだ。
昨年は、過去の受賞者の中から参加アーティストの選抜を行い、15作家の作品を一堂に展示する「CAF賞選抜展」も開催されるなど、その存在感はますます高まりを見せている。
第4回の作品形式は前回同様自由で、1人2点まで応募可能。最優秀賞1名には賞金100万円と、副賞として個展開催の機会が提供されるほか、審査員賞3名には賞金として各30万円が与えられる。またこのほか、入選者を含むいずれかの受賞・入選者には、海外渡航費用として50万円が授与されることにも注目だ。募集する作品のジャンルは特に問わず、絵画だけでなく、立体、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどあらゆるジャンルを受け付ける。
今回審査員を務めるのは白石正美(SCAI THE BATHHOUSE代表)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、齋藤精一(Rhizomatiks代表取締役社長)の3名。受賞・入選作品は入選作品展で公開され、受賞作品が発表される。
応募締切は2017年8月31日で、入選作品展は10月31日〜11月5日に、東京の代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラムで開催される。