GOMAが描く「ひかりの世界」。ゴールドウイン東京本社で没入型個展を開催

ディジュリドゥ奏者、そして画家として独自の表現を展開するGOMA。その最新個展「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」が、7月3日からゴールドウイン東京本社で開催される。点描画、音、映像、香りを通じて、希望や再生の感覚に触れる没入型の展覧会だ。

 ゴールドウイン東京本社の1階イベントスペースで、アーティスト・GOMAによる個展「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」が開催される。会期は7月3日〜28日。

 GOMAは、オーストラリア先住民の伝統楽器ディジュリドゥの奏者として活動してきたが、2009年の交通事故により高次脳機能障害を発症し、活動休止を余儀なくされた。その後、意識を失った際に繰り返し見たという「ひかりの世界」の光景を描き留めるようにして点描画の制作を開始した。以来、その作品は記憶や感覚、言葉にならない内面の風景を可視化する表現として高い評価を受けている。

GOMA

 近年はGYRE GALLERYやしもだて美術館での個展、インディア・アートフェアへの出品など、美術分野でも活動の幅を広げるGOMA。本展は、GOMAが長年制作を続けてきた点描画作品を中心に、テキスタイル作品、ディジュリドゥの音響、映像インスタレーションによって構成される没入型の展覧会だ。

 本展のサブタイトルに掲げられた「変わらないひかり」には、変化や喪失を経験してもなお失われることのない、人の内側に灯る希望や可能性へのまなざしが込められているという。ゴールドウインとの対話から生まれた本展では、急速に変化する社会のなかで、「変わらないもの」の価値をあらためて問い直す機会を提示する。

(仮)作品名要確認

 展示では、GOMAの代表作である「ひかりの世界」シリーズの点描画に加え、色彩豊かなテキスタイル作品も紹介。さらにフレグランスブランド「AHARE」と共同開発した香りを空間に取り入れ、視覚・聴覚・嗅覚を横断するインスタレーションを展開する。また、ディジュリドゥの音響と映像作品を組み合わせた特設シアターでは、鑑賞者が自身の感覚や内面と静かに向き合う時間が用意される。

 会期中には関連プログラムも実施。7月18日には映画監督の安藤桃子をゲストに迎えたトークセッションとGOMAによるミニライブが開催されるほか、7月10日、23日、28日にはGOMA本人によるギャラリーツアーも予定されている。あわせて、本展のために制作されたアートブックや、AHAREとの共同開発によるオリジナルルームスプレーも会場限定で販売される。

(仮)作品名要確認

編集部