ニューヨークで3ヶ月の滞在研究のチャンス。次世代のアーティストを後押しする「CAF・レジデンシー・プログラム2026」をチェック

次なる世代の現代美術を担うアーティストに、国際的な活動への足がかりを提供する助成事業「CAF・レジデンシー・プログラム2026」の募集が始まる。

 公益財団法人現代芸術振興財団が主催する、現代芸術にかかわるアーティストを対象とした助成事業「CAF・レジデンシー・プログラム2026」の募集が始まる。

 この助成は、次なる世代の現代美術を担うアーティストに、国際的な活動への足がかりを提供するもの。書類およびインタビューによる選考を経て選ばれた2名のアーティストに、アメリカ・ニューヨークを拠点とするブルックリン実験アート財団(BEAF)での約3ヶ月の滞在研究の機会が提供される。

 選考委員には、東京オペラシティアートギャラリーのシニア・キュレーターである野村しのぶ、アメリカを拠点に国際的に活躍するインディペンデント・キュレーターの吉竹美香、そしてBEAF共同創設者・エグゼクティブ・ディレクターの斯波雅子が名を連ねる。

野村しのぶ
吉竹美香
斯波雅子

滞在内容は採択者の関心に応じて設計

 滞在先となるBEAFは、ニューヨークを拠点にレジデンス、研究支援、展覧会企画などを行う非営利団体。採択者の希望や関心領域を踏まえ、個別にプログラム内容が設計される。ニューヨークという国際都市ならではの環境のなかで、制作や思考を深める時間が確保される点は、本プログラムの大きな魅力だ。

ブルックリン実験アート財団(BEAF)

応募条件とスケジュール

 応募対象は、大学・大学院などの教育機関を修了後、おおむね5〜10年程度のキャリアを有するアーティスト。日本国籍を有する、または日本在住であれば応募可能で、作品のジャンルは問われない。ユニットやコレクティブでの応募も認められている。

 募集期間は2026年2月1日から3月31日18時まで。一次選考、二次選考を経て、2026年6〜7月に最終選考(インタビュー審査)が行われ、採択者は2026年夏頃に発表される予定だ。国際的な文脈のなかで自身の実践を問い直したいアーティストにとって、本プログラムは大きな転機となるだろう。応募方法や募集要項の詳細は、公式ウェブサイトを参照してほしい。

編集部