昨年秋、デザインとアートの領域を横断する新たなフェスティバルとして初開催された「DESIGNART TOKYO」（デザイナート・トーキョー）。若手気鋭デザイナーやアーティスト、ブランドなどが約200組、72会場が参加した同フェスティバルが、今年はさらに規模を拡大し、2018年10月19日～28日に開催される。
フェスティバルの顔となる「DESIGNART Feature」にはアーティストの藤元明と建築家の永山祐子を起用。「2021」「ソノ アイダ」「NEW RECYCLE®」など、公共へとアプローチするプロジェクトを展開している藤元と、「ルイ・ヴィトン京都大丸」等ブランドショップから美術館「豊島横尾館」まで幅広く手がけてきた永山の、初の大型コラボレーションとしてインスタレーションを発表する。
また、外交関係樹立150周年のスウェーデンをパートナーカントリーに迎え、スウェーデン大使館ほか様々な会場で家具や作品が発表される。それに加え、ワールド北青山ビルではスウェーデンデザインプロジェクト「Swedish DesignMoves Tokyo 2018」の一環として「Young Swedish Design 2018」を開催。選出された独創性豊かな若手気鋭デザイナーの作品を展示する。
なお、同フェスティバルは出展者を2018年4月30日まで募集しているほか、若手支援プログラム「UNDER-30」も公募。クリエイティブのジャンルは問わず、30歳以下のデザイナー、アーティスト、キュレーターを募集している。受賞者は発起人によって選抜され、ショップやギャラリー、メーカー、商業施設などをつなげ、作品発表の場が設けられるという。詳細はウェブサイトを参照のこと。
