期間限定で資生堂ギャラリーの「ミニ版」が登場。銀座のSony Park Miniで
今年創業150周年を迎える資生堂は、企業文化誌『花椿』と資生堂ギャラリーとのコラボレーションプログラム「SHISEIDO 花椿 GALLERY Mini」を、 Sony Park Miniで開催する。会期は12月5日〜18日。
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資生堂が創業150周年を迎える今年、12月5日〜18日の期間で企業文化誌『花椿』と資生堂ギャラリーとのコラボレーション企画「SHISEIDO 花椿 GALLERY Mini」が開催される。
会場となるのは、新Ginza Sony Parkに向けて誕生した10 坪の実験的スペース、Sony Park Mini。同スペースは「アーティストの鼓動を感じるプログラムを起動し続ける」ことをコンセプトに、アート、食、音楽、ファッションなどをテーマに年間30 以上の挑戦的なプログラムを実施してきた。
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今回の企画は、Sony Park Miniを資生堂ギャラリーのミニ版ととらえ、『花椿』創業150周年記念号(2022年9月に発行)の「立体化」を試みるもの。
参加作家は、「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」(〜12月18日) の参加作家であるNerhol(ネルホル)と宮永愛子。会場には、同記念号の誌面企画で制作された資生堂創業150周年に関連した作品や、制作過程で題材となった映像などが展示される。
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田中義久と飯田竜太からなるアーティストデュオNerholは、資生堂が創業以来積み重ねてきた時間に着目した作品を、題材となった資生堂企業資料館(静岡県掛川市)に収蔵されている過去の記録映像と合わせて展示。さらに、誌面未掲載の作品を加えた計7点が会場に並ぶという。
気配の痕跡によって時間を視覚化する作品を制作するアーティストの宮永愛子は、銀座の花椿通りから採掘された土を原料に生まれたガラスを展示する。なお、現在資生堂ギャラリーでは「化粧行為による人の記憶」に着目して、資生堂の化粧品をナフタリンでかたどったオブジェを作品を鑑賞することができる。
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1937年の創刊以来、暮らしのうちにある美や美しく豊かな生活のヒントを伝えてきた資生堂の企業文化誌『花椿』と、「新しい美の発見と創造」を掲げ日本の芸術文化の振興に貢献してきた現存する日本最古の画廊「資生堂ギャラリー」。
銀座の街と共に拡張してきた両者のコラボレーションが楽しめる本企画。ぜひ、Sony Park Miniで美しく創造的なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。