スウェーデン南部出身の世界的な陶芸家・デザイナーのリサ・ラーソンが3月11日、92歳で逝去した。
リサ・ラーソンは1931年スウェーデン生まれの陶芸家。スロイドフォレーニング学校(現HDKヨーテボリデザイン工芸大学)で工芸を学んだのち、54年にスウェーデンを代表する陶磁器メーカー・グスタフスベリ社に入社した。リサは、その26年間の在籍中に約320種もの作品を展開し、80年からはフリーの陶芸家としての活動をスタート。代表的なキャラクターである猫のイラスト《マイキー》をはじめ、素朴で温かみのあるキャラクターを数多く生み出し、国内外で愛され続けてきた作家であった。