EXHIBITIONS

北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン

2019.03.16 - 05.06

リサ・ラーソン ネコのミア(大きな動物園シリーズ) 1990年(オリジナルは1966年) © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン 左は《イヌ》(2012)、右は《イヌ》(2010年頃) © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン 「ABC少女シリーズ」より左から《シャルロッタ》、《ベアータ》、《アマーリア》、《エンマ》(1958~1973) © Lisa Larson / Alvaro Campo

リサ・ラーソン コーラス 1999 © Lisa Larson / Alvaro Campo

 スウェーデンを代表する陶芸家のひとり、リサ・ラーソン。大学卒業後、デザイナーのスティーグ・リンドベリからスカウトを受け、23歳という若さで当時国内最大の陶芸製作会社であったグスタフスベリ社に入社。26年間の在籍中に動物シリーズをはじめとした約320種類もの優れた作品を生み出し、80歳を過ぎたいまなお創作を続けている。

 コケティッシュな動物や素朴で温かみのある表情豊かな作品で、スウェーデンのみならず世界各地の人々を魅了する作品たち。本展は、2016年にロェースカ美術工芸博物館(スウェーデン、ヨーテボリ)で展示された初期から近年に至る代表作とともに、リサ・ラーソンが所蔵する日本未発表の作品を含む約190点を一堂に展観する。さらに、夫で画家のグンナル・ラーソンとの共作や、最新の特別インタビュー映像も公開される。