2024.2.5

金沢21世紀美術館、交流(無料)ゾーンの一部が2月6日より再開

令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた金沢21世紀美術館が、2月6日より交流(無料)ゾーンの一部を再開すると発表した。

金沢21世紀美術館 撮影=渡邉修 写真提供=金沢21世紀美術館

 1月1日に石川県能登地方で発生した地震により大きな被害を受け臨時休館している金沢21世紀美術館。その交流(無料)ゾーンの一部を2月6日より再開することが発表された。

 対象エリアは、市民ギャラリーA・B、タレルの部屋、アートライブラリー、託児室、キッズスタジオ、茶室、レクチャーホール。カフェレストランとミュージアムショップは営業時間を縮小して再開される。

 展覧会(有料)ゾーンは、一部の展示室で天井のガラス板が剥落するなどの損傷があり、また、シアター21は可動席が破損しており今後も整備・修繕のため、当面のあいだは休場が続く。その影響により、昨年開幕した「D X P (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」「コレクション展 2:電気-音」「特別展示『池田亮司』」といった3つの展覧会と恒久展示作品《スイミング・プール》は当面休止している。

 また、2月から3月にかけて開催を予定していた永井玲衣とフランソワーズ・モレシャンのトークイベントなども延期となっている。今後の状況については、美術館のウェブサイトやSNSでアップデートされる。