4月6日に開館10周年を迎えた三菱一号館美術館。新型コロナウイルスの影響により、臨時休館が続き、記念イベントも中止となった同館だが、自宅で楽しめる記念企画をウェブサイトで展開している。
三菱一号館美術館が立ち上げた、開館10周年記念のウェブサイトでは、「展覧会入場者数ベスト5」や、ポスターデザインでこれまで開催してきた展覧会を振り返る「全31種のポスター」、建物と歴史にフォーカスした「三菱一号館について」などのコンテンツが用意されている。
また「10周年スペシャルコンテンツ」として、各分野の著名人によるテキストも掲載。建築家・内藤廣による同館建築についてのテキストや、冨田章(東京ステーションギャラリー館長)、山下裕二(明治学院大学教授)、高橋明也(三菱一号館美術館館長)の3人による鼎談、グラフィックデザイナー・服部一成による同館ロゴデザインの解説、黒柳徹子と高橋明也の対談や、メディアアーティスト・落合陽一や小説家・角田光代によるエッセイなどを読むことができる。
三菱一号館美術館を再発見できるウェブコンテンツが用意された特設サイト。なお、三菱一号館美術館では、臨時休館により休止中の展覧会「画家が見たこども展」の解説動画も「ニコニコ美術館」で配信しており、こちらも併せて楽しみたい。