2019.5.29

ローレンス・ウィナーとCoSTUME NATIONALがタッグ。青山店に併設するカフェ&バー「WALL」に作品が登場

アメリカの現代美術家、ローレンス・ウィナーの作品が、「CoSTUME NATIONAL」青山店に併設するカフェ&バー「WALL」で展示される。展示期間は5月31日から6月30日まで。

© Lawrence Weiner
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 先鋭的かつ挑発的なコンテンツを発信するイタリアのファッションブランド「CoSTUME NATIONAL」が、東京の青山店に併設するカフェ&バー「WALL」にアメリカの現代美術家、ローレンス・ウィナーの作品を、5月31日から6月30日までの期間限定で展示する。

 ウィナーはコンセプチュアル・アートを牽引するひとり。言語を素材に、論理や時間、空間に対する鑑賞者の認識に働きかける作品を手がけると同時に、自身を「彫刻家」と称し、アーティストブックやマルチプル、音楽、映像、共同制作など、多岐にわたる表現を行ってきた。

 これまでドクメンタやヴェネチア・ビエンナーレなど国際展への参加をはじめ、世界各地で作品を発表しており、近年は、バルセロナ現代美術館やアムステルダム市立美術館、ブレゲンツ美術館、ペレス美術館などで個展を開催。日本においても「堂島リバービエンナーレ2013」や「岡山芸術交流2016」に出品するなど注目を集めてきた。

オリジナルカクテル

 「WALL」は、これまでもフランスの現代美術作家であり植物学者のパトリック・ブランが手がけた壁面装飾《バーティカル・ガーデン》を常設するなど、コンテンポラリーアートにこだわった空間づくりを追求してきた。そんな同店では今回、ウェイナーの作品展示にあわせて、初日より期間限定のオープニング企画「ローレンス・ウェイナー×CoSTUME NATIONAL」を実施。2種類のオリジナルカクテルが販売され、店内ではウェイナーの作品をモチーフとしたオリジナルのコースターで飲食を楽しむことができる。

 加えて、期間中にそのカクテルを注文すると「ローレンス・ウェイナー×CoSTUME NATIONAL」のコラボTシャツが数量限定・先着順でプレゼントされる。コラボTシャツはなくなり次第終了なので、早めにチェックしてほしい。